薄毛治療として認知が広がってきたAGA治療の費用は年間でいくらくらいかかるのでしょうか。AGA治療の費用感は、独自で行う育毛剤やサプリメントなどのケアと比べて高いのでしょうか。
どの対策で薄毛を改善していこうか考えている人に取っては重大なことです。
また、AGA専門のクリニックと一般皮膚科で行う治療の違いも気になります。
せっかく高い金額を払ってAGA治療を行うなら、より効果的にしたいですね。しかし、定期的にクリニックに通い、日々のケアも入念に行ったものの、結果が実らず効果の出ないケースもあります。
多くの方が満足していると発表のあるAGA治療の相場について知っていきましょう。

【お名前】圓山 尚
【専門】皮膚科
【監修医師プロフィール】
金沢医科大学卒業後、クリニックフォア新橋の院長。皮膚科は内蔵の疾患やアレルギーとの結びつきも多く、内科、アレルギー科も含め総合的に捉えて診療するよう努めています。
AGA治療とは?皮膚科の薄毛治療とは違うの?
近年、電車の車内広告でも広く見られるようになったAGA治療とは、いったいどのようなものなのでしょうか。薄毛治療は病院の皮膚科(一般皮膚科)でも実は診てもらえます。そのほか、美容皮膚科や形成外科でも薄毛治療は扱っています。
一般皮膚科をはじめ、そのほかの薄毛治療も行っているクリニックはあります。しかし、AGA治療に特化したクリニックは何が違うのでしょうか。
まず、AGAについて知っておく必要があります。
AGAとは?成人男性特有の脱毛症!原因は遺伝?
AGAとは、Androgenetic Alopeciaの略で、「男性型脱毛症」と日本語で訳されます。男性の髪の、頭頂部が薄くなったり、前髪の生え際が後退しおでこが広くなったりと20代半ば頃から気になり始めます。
中には10代から症状が強くあらわれる人や、30代、40代になってから、はじめて気になる人もいます。
AGAの原因は、男性ホルモンが脱毛酵素と呼ばれる5αリダクターゼと結びつき、ジヒドロテストステロン(DHT)に変化することが鍵となります。このDHTが脱毛因子を増やし、抜け毛、薄毛を進行させるのです。
AGA治療では、脱毛の原因となる5αリダクターゼを抑制するためのアプローチを行っていきます。
ちなみに、DHTになりやすいかどうかは遺伝の要因も大きいと言われていますが、父方・母方の祖父が禿げていたとしても、100%遺伝するわけではなく、25%程度といわれています。
AGA治療の平均治療期間は?早い人で成果が現れるのは3ヶ月
AGA治療における費用は、期間によっても変わります。薄毛治療は一般的な治療と異なり、体質の変化が鍵になります。
自毛植毛など外科的手術で済ませるなら、短期間で治療は済みますが、投薬や塗り薬による治療が主体になるため、これらを継続的に使い続けることで、結果があらわれます。
そのため、AGA治療は1年~2年くらいかかると言われています。
それもそのはず、髪が生える速度について考えると1ヶ月で1cm程度伸びます。さらに言うと、正常な毛周期(育毛のサイクル)は、4年~6年です。
つまり、ひとつの毛母細胞から同じ髪の毛が生え続けるのは、4~6年となります。自然に抜けた後にまた生え変わりますが、人間の一生の中でおおよそ25回、この周期を繰り返し、やがて生えなくなるのです。
AGAが発症すると、育毛のサイクルが崩れ、髪が抜け落ちるまでの期間が短くなります。
では、治療をはじめてどれくらいで効果があらわれ始めるのでしょうか。
早い人は3ヶ月程度で効果があらわれると言われています。しかし、効果があらわれると言っても、産毛が生えてきた、抜け毛が減ったなど、喜べる反応であるものの、気を抜いてはいけません。
継続して続けてはじめて、ボリュームある髪が手に入るのです。
多くの方が半年~1年は続ける。最長で3年という人も
1年から2年くらいかかると言われているAGA治療は、どれくらいの期間、続けるのが一般的なのでしょうか。
治療の効果があらわれるのは人それぞれの状況や体質によって変わります。しかし、早い段階でAGA治療に取り掛かると比較的短い期間で効果があらわれます。
しかし、平均して少なくとも1年くらいは様子を見るという方が多く、最長では3年くらいやり続ける人もいます。
投薬治療の場合、薬を飲み続けている限りは症状が抑えられます。AGA治療も同様ですが、長期間投与した結果、自然と脱毛因子の発生が少なくなっていきます。
AGA治療の費用は高い?薄毛治療の相場と薬や育毛剤など
AGA治療は期間がかかるものだという前提で考えると、費用もある程度の期間を考慮した形で割り出す必要があります。
毎月2万円~3万円なら何とかなると思いつつも、1年間トータルで24万円~36万円になります。
それとAGA治療が高いか安いかの判断は、相場を理解しておく必要があるのと、治療にかかる費用の内訳を考えましょう。内訳を細かく見ることで、妥当な金額なのか、逆に高くついてしまっているのかわかります。
それと、そもそもAGA治療が必要なステージなのか?というのも考えるといいです。
初期症状の方でAGA治療を本格的に始めたら、確実なのはわかりますが、育毛サプリや育毛剤を活用して、症状が改善するなら、それに越したことはないでしょう。
AGA治療にかかる費用。診察や投薬、塗り薬など幅広い
AGA治療にかかる費用の内訳について細かく見ていきましょう。
基本的に以下の費用がかかります。
- 診察・診断(初診は別途費用も)
- 薬の処方
- 薬の金額(飲み薬、塗り薬)
- プラスアルファ(特別な治療を行う場合)
AGA治療の場合、基本的には飲み薬や塗り薬を使っていくことになります。1ヶ月分の薬が出されて、繰り返し途中経過を見ていくという流れが多いでしょう。
そのため、どのAGAクリニックもおおよその金額は平均化され、差別化はできずに治療が進みます。
初診費用が無料や診察費用がやや安い、などの違いはありますが、薬はプロペシアやミノキシジルなど、共通して使われているものが多いため、ほぼ同じと考えられます。
オプション治療で高くなる
AGAクリニックは年々増加しているため、差別化を図るため、独自の治療方法や独自処方の治療薬、独自サービスなど違いがあります。
例えば、ヘッドスパや頭皮マッサージなどの施術メニューを加えているところもあります。メソセラピーや独自の薬の処方を持っているお店もあります。
しかしながら、不必要に独自の治療法を選ぶのではなく、自分にとって最適な治療法を選んでください。
クリニックの先生との信頼関係になりますが、先生の言葉を鵜呑みにせず、きっちりとご自身で納得する治療法を選びましょう。
費用で選ばない方が良い理由
少しでも安くしたいという気持ちはわかります。しかし、AGA治療は費用で選ばない方がいいです。
AGAクリニックも増えているところから、競争が生まれています。同じ治療を受けるなら、どこでも同じという考えから、過当な価格競争を行い、少しでも安いと思わせるような見せ方をします。
思わぬところで高額な費用がかかり、オプション治療で売上を確保しようと考えているクリニックもいます。
価格が明瞭で、どんな治療法を行っていくのか。さらには、患者に寄り添った形でAGA治療を考えてくれる先生やスタッフを持つクリニックがおすすめです。
金額が安いからといって何も考えずに選ぶのではなく、参考のひとつとして自分の状況に見合ったプランを選択しましょう。
AGA治療の費用相場の算出方法!1年間で考えるべき
AGA治療の算出方法は、単月で考えるのではなく、まず1年の期間で考えておくと良いでしょう。
1年間のトータルだと、一見高いように思えます。しかし、安く始めたとしてもかかる費用はあまり変わらない場合も多いのです。ホームページなどで提示されている金額は参考程度に留めておきましょう。
また、クリニックや薬に払う金額だけでなく、生活スタイルを変化させていくためのコストもかかります。
例えば食事を意識することで、かかる食費が上昇したり、逆に外食を控えるために、時間がかかったりなど考えられます。
AGA専門のクリニックに通えば何とかなるという考えはなくしておきましょう。
AGA治療は自由診療であるため保険適用外!安くする方法とは?
AGA治療は、自由診療であるため、すべての治療費は実費(保険適用外)になります。そのため、トータルとして支払う金額は高額になりがちです。
しかし、少しでも治療費を安くする方法はあるのでしょうか。
基本的に治療の相場は一緒!治療の価値を高める
AGA治療は、保険適用外の自由診療であるため、基本的に費用相場はあまり変わりません。ただ、クリニックによっては診療報酬に差をつけ、初診費用をあえて無料としているところもあります。
使用される薬も、プロペシアやザガーロなど、投薬の選択もそれほど幅が広いわけではありません。
中には、クリニック独自処方の薬もありますが、効果を高めるための設計を行っているため、AGA治療に使われる共通の薬より高額になります。
どのクリニックを選ぶかは、通いやすさ(交通費の関係)はもちろんのこと、クリニック内で行われているサービスや接客、診療の印象など様々な点を加味してみると良いでしょう。
薄毛治療で保険適用される場合はある?
AGAの治療は保険適用外ということを先に述べました。しかし、ケースによっては保険が適用されるケースもあります。
薄毛は遺伝的なものもあり、命の危険性に直結する症状ではありません。しかし、実は疾病が隠れていて、それが原因で髪が抜けてしまうといったケースもあります。
その場合は、AGAが原因での薄毛ではないため、内科や皮膚科の先生を紹介してもらうか、保険適用できるかを相談してみましょう。
薄毛治療を安くする方法
AGA治療は保険適用外であるため、高額になりがちです。少しでも安くなったらいいと思いませんか?
ちょっとした工夫をすれば治療コストを下げることに繋がります。
それは、AGA治療薬を見直してみることです。
AGA治療薬で使われる飲み薬は、ほとんどの場合でプロペシアかザガーロです。ジェネリック医薬品に変えることができれば、1ヶ月の薬代を1~2割程度抑えられます。
プロペシアのジェネリックとして、「フィナステリド錠」があります。薬の処方の際に、ジェネリックを希望すれば、置き換えてもらえるでしょう。
ザガーロは現時点でジェネリック医薬品が出ていません。しかし、アボルブというザガーロとほぼ変わらない薬もあり、医師の指示の下、使用することができます。
アボルブは、成分としてはザガーロと同等です。しかし、アボルブは前立腺肥大症の治療に使われる薬です。
肥大した前立腺を縮小させることで尿が出にくい症状を改善させるお薬なのですが、アボルブも5αリダクターゼを阻害するので、薄毛治療にも有効であるとされています。
アボルブとザガーロを比べると、アボルブの方が1~2割程度安いようです。
ちょっとした工夫で薬の費用を安くすることができますので、活用してください。
ただ注意点としては、個人輸入の代行サイトなどから、比較的安価にAGA治療薬が買えてしまいます。
日本では未認可のデュタステリド錠(ザガーロのジェネリック薬)まで入手できてしまいます。
確かに個人輸入の薬を使うことで費用は抑えられますが、副作用等が起きた際に適切な診断ができません。トラブルが起きたときのデメリットを考えるなら、個人輸入の薬は控えた方が無難です。
AGA治療を受けるべき人!AGA治療にする必要ない人
AGA治療はどういった人が受けるべきでしょうか。AGAクリニックのサイトや広告では、早めの処置が大切という形で伝えられています。
言っていることは理解できますが、ちょっと気になり始めた頃はAGAの治療までは不要かもしれません。
食事を意識し、育毛シャンプーや育毛サプリなどを活用するというのも代替案です。
無料体験などがあれば、参考までに一度どのようなものか聞きに行ってくるのはいいかもしれません。
しかし、無料体験は終わった後に必ず入会のセールスなどあります。無理なセールスをしてくるところは少ないですが、話を聞いてみると何故か必要性を感じてしまいます。
薄毛が気になりだした頃にいきなり行くのではなく、まずは対処できるところからやってみると良いです。
地肌が目立ち始めたくらいになったら、一度AGAクリニックの門を叩いてみても良いでしょう。
AGA治療が効果なしと言われる理由は?
AGA治療が効果なしと言われる理由についても理解しておきましょう。
AGA治療に効果がない場合は、いくつか考えられます。AGAが原因で脱毛が進んでいる場合ならばその原因を止め、髪が育つ努力を行えば、理論的には髪は生えてくるはずです。
それでもAGA治療をやったけれど、効果なしだったと思うのは、以下の点が考えられます。
- AGA治療を途中で止めてしまった。
- 生活習慣を育毛する状態に合わせられなかった
- そもそも原因がAGAではなかった
- AGAが進行しすぎて育毛できる状態ではなかった
特にAGA治療を途中で止めてしまった原因として、初期の一過性の脱毛に驚いたり、産毛が生えてきていたのに、途中で実感せずに止めてしまったという事もあれば、お金が続かなかったというのもあります。
ケアをするのが手間になったというのも考えられますね。どうであれ、薄毛治療は継続して徐々に改善が見られるわけです。
担当医に状態を見てもらって、現状を教えてもらってください。
また、生活習慣が変えられなかったというのも考えられます。髪が生えてくる要因はたくさんあります。
薬を飲んだだけでは治るというのは虫が良すぎです。食事やシャンプー、ストレスなど、生活を根本的に変える必要もあります。ただ、それを続けるのはハードルが高くてやめてしまったというケースも。
原因がAGAでなかった場合、AGA治療を行っても効果なしと感じてしまいます。
AGAだったとしても、治療を開始するタイミングはとっても大事です。何事も早く治療を始めると、その分治りやすいです。
AGAが余りにも進行してから投薬治療を行うと難しいことが多いです。進行度が高い場合は、別の方法を模索してもらってください。
AGA治療のおすすめクリニック5選!費用対効果の高いAGAクリニックは?
AGA治療を受ける際に、どのような基準で選べばよいのか参考までに5つほどピックアップしてみました。
店舗型のクリニックとなると、通うための時間、手間も必要になってきますが、必ずしもそこにいかなければ治療ができないわけではありません。
オンライン診療を活用するのは利便性に優れているでしょう。クリニックの見るべき点も含めて取り上げていますので参考にしてください。
クリニックフォア オンラインAGA治療
田町や有楽町にクリニックを構えるクリニックフォアでは、AGA治療は足を運ばずに受けられるオンライン診療を行っています。
IT技術を駆使しているため、経費を削れるポイントもあり、その分お薬代が安くなっています。1日あたり100円でAGA治療薬が使えるというのは業界最安値です。
AGA治療薬の基本となる、フィナステリドやミノキシジル、デュタステリドを診察後に国内ならどこでも送ってくれるのがありがたいでしょう。
お薬代が少しでも安く済ませられれば、ほかのケアにも予算が回せます。しかも自分の時間に合わせて予約が取れますので、気になっている方は試しに受けてみてもよさそうです。
【診療プランと料金】
●治療法:投薬治療(内服薬)
●治療費:
初診・診察費:2,000円(診察料+送料)
カウンセリング費用、再診費用:無料
薬代:3,500円~11,000円(オリジナルフェナステリド内服:3,500円、オリジナル ミノキシジル内服:7,000円、ザガーロの取り扱いやお得なセットもあり)
●所在地:オンライン(通信環境があれば誰でも)
●特長:オンラインによる時間によらない診断とスピーディな処方で欲しい物がすぐ届く
AGAヘアクリニック
AGAヘアクリニックは、投薬をメインにしたAGA専門のクリニックです。薬もフィナステリドやデュタステリド、ミノキシジルと幅広く、自分のぴったりな薬を検査により決めて、シンプルに治療を行っていきます。
初診、再診の診察費用共に無料に設定している代わりに、初診では血液検査を求められます。費用も3,000円~とそれほど大きな負担にはならず、どの薬がぴったり合うかを見ていきます。
AGAヘアクリニックは、投薬はもちろん、その人のステージによって、育毛剤やサプリメントを併用することも。
必要最低限の治療を継続して続けようという信念があります
【診療プランと料金】
●治療法:投薬治療
●治療費:
初診/再診の診察費、カウンセリング費:無料
薬代:4,800円~13,000円(薬の種類によって異なる)
スカルプケア:シャンプー:3,500円、コンディショナー3,500円
頭皮ケアシャンプー:4,070円
血液検査費用:3,000円~7,000円
●所在地:東京・秋葉原、埼玉・大宮
●特長:シンプルな料金体系と投薬治療をメインに添えたAGA専門のクリニックです。必要以上の費用がかからないのものメリット。
銀座総合美容クリニック
AGAに悩んでいる方が満足して過ごし、治療してもらえるようにスマイルベンチマーク運動という活動を取り入れ、メディアにもその活動がピックアップされた経緯を持ちます。
治療法は、初診診断のカウンセリングからの飲み薬を採用した投薬治療から始まり、状況によっては、ノーニードルメソセラピー(オプションの治療法)にて、直接頭皮に成長因子を注入していきます。
料金プランもはっきりしており、東京の新橋という通いやすくも高価な立地の場所としては、かなり満足度が高いクリニックと言えます。
初診の診察費用はかかるものの、カウンセリングや再診費用は無料で、2回目からは経過を見ながら薬をもらう形です。
また、フェナステリドのみが欲しいという方にも7,700円で処方を受けられます。
【診療プランと料金】
●治療法:投薬治療(内服薬)、成長因子投与医療(ノーニードルメソセラピー)
●治療費:
初診・診察費:3,300円
血液検査:5,500円
カウンセリング費用、再診費用:無料
薬代:7,150円~19,250円
オプション1回あたり:19,800円(ノーニードルメソセラピー)
頭皮ケアシャンプー:4,070円
AGA遺伝子診断:19,800円
フェナステリド製薬処方:7,700円
●所在地:新橋・銀座
●特長:診断結果に基づく独自の処方薬とメソセラピーにて
湘南美容クリニック
AGA専門の治療も行っている美容クリニックです。電車の車内広告でも見たことある人はおそらくいるため、多少なりとも知っている人がいるクリニックです。
美容クリニックということもあり、選択できる治療法は複数あり、カウンセリングや血液検査から自分がどの治療を選んだらよいか、提案してくれます。
高額なメニューから続けやすいものまで幅広く、初心者は投薬治療から始めても良いかもしれません。単純な投薬治療なら、ピカイチの安さを誇ります。
【診療プランと料金】
●治療法:AGA治療薬、メソセラピー、自毛植毛、ダブルマトリックス
●治療費:
初診・再診 診察料:無料
カウンセリング:無料
血液検査:3,870円
薬代:3,000円~9,900円
※お得なセットもあり(1ヶ月9,980円)
初回限定:1,800円(フィナステリド処方)、初診からオンライン診断で薬の処方が受けられます。
●所在地:日本・海外合計100院
●特長:全額返金制度あり。全国にクリニックがあるため、治療によっては受けられる場所が異なります。確認してくださし。
Dクリニックグループ
Dクリニックは、日本の主要都市にお店を構えるクリニックです。薬の相場も、一般的に頒布されている価格とあまり変わらない感じもします。
メディアにも取り上げられたこともあり、実績がどんどん積み重なっているお店です。
お薬の相場をきっちり伝えているからからこそ、安心できる運営をしていると思います。また、初回は検査を行うため、1万円かかるということを明示しているのも安心できます。
薬に関してもすべて明瞭会計になっているため、自分がどれくらいかかるか見えるのがよいですね。
【診療プランと料金】
●治療法:投薬治療
●治療費:
初診:5,000円+血液検査費用5,000円/再診も5,000円かかる。
薬代:フィナステリド錠(6,000円)、プロペシア(7,000円)、ザガーロ(9,500円)
血液検査費用:5,000円
オプションあり:AGAリスク遺伝子検査(19,000円)、アンドロゲンレセプター遺伝子検査(19,000円、ミネラル検査(10,000))円も選べます。
●所在地:東京、大阪、名古屋、福岡。主要駅より徒歩5分
●特長:大学病院と提携し、発毛の研究の最新情報が入ってくる。患者ごとに見合ったAGAの治療法と予算から逆算してシンプルに月の金額が設定できるのがありがたい。
AGAの費用は治療期間1年で考えよう!AGAクリニックに払う以外の金額も考慮
AGA治療にかかる費用は、おおよそ10万円~30万円かかります。これは、毎月かかるクリニックに支払う金額を1年間で算出した数字です。
ただ安い投薬治療のみなら、月に3,000円程度と気軽に治療できるものまであります。今では、オンライン診察も増えてきており、その分お薬台が安くなっているクリニックもあります。
そして育毛の治療は、基本的に時間がかかるものです。中には3ヶ月程度で反応が出た写真を見ることもありますが、多くの方は半年から1年くらいかけて、増えてきたかな?というのがわかります。
途中で治療を止めてしまうと、今まで積み上げてきたものが台無しです。
AGA治療の効果なしという結果は、自分が原因ということが多いです。ひとつずつしっかり見直しましょう。
変化してきたのがわかっても、気を抜かずに治療を続けるのが薄毛治療です。そのため、目安とした1年以上の期間を要するケースも十分にあります。
また、AGAクリニックに払う治療費以外にも、生活スタイルを変えるためにかかった費用やクリニックへの交通費なども考えましょう。特に食事に関してはお金をかける必要も出てくるかもしれません。
末永く健康的な髪を手に入れるために、必要な努力はやっていきましょう。