【男性の薄毛の原因】医師に聞いた薄毛改善マニュアル!実は遺伝だけじゃなかった!

男性の薄毛の原因について深く知っておきましょう。父親や祖父がハゲていると将来自分もそうなるのではないかと思ってしまいます。薄毛は遺伝によるものと考えられてきました。

もちろん、遺伝も薄毛の原因となる要素のひとつです。しかしそれ以外にも薄毛の原因はいくつかあります。薄毛の悩みを持つ人が原因をきっちり理解することが、適切な対策と言えます。

薄毛の原因は大きく分けて5つです。

  1. 遺伝的な要素
  2. ストレスによるもの
  3. 生活習慣の変化(不摂生な生活)
  4. 髪を作る上で必要な栄養不足!
  5. 何かしらの病気を起因とする

上記の5つをさらに分けると、「遺伝」、「頭皮環境の悪化」、「疾患」となり、原因がわかれば対処も変わります(正確には遺伝も結果的に頭皮環境の悪化に繋がるため、合わせて見ていく必要があります)。

薄毛はひとつだけの原因ではなく、複数の要因からなるパターンが多いです。

薄毛の原因を知り、ご自身の生活環境などを照らし合わせ、思い当たる節があるかどうかで対策が変わります。

今回は、医師監修のもと、薄毛の原因をわかりやすく噛み砕き、薄毛改善の方法をまとめました。薄毛に悩んでいる方は、適切な対処をし、若々しさとエネルギーを取り戻してください。

男性の薄毛の原因とは!?抜け毛のメカニズムを知り症状に合った対策を見つける

抜け毛のメカニズム

早速、薄毛の原因について知っていきましょう。

「薄毛」の定義は、日本人の平均10万本ある髪の毛が、頭皮環境の悪化により抜けて、スカスカになり、地肌が目立つようになってきた。また、髪の毛自体が細くなり、コシが弱くなり、地肌が見えるようになってしまった。

以上が考えられます。ちなみに、ひとつの毛穴から3本の髪の毛が生えます。2本や1本に減ったり、3本だったとしても、強く・太い髪の毛でないと、薄毛になっていきます。

なぜ、髪の毛が弱く、抜けてしまうのか。それぞれの原因について見ていきましょう。

薄毛の原因を知ろう!育毛サイクルが短くなり薄くなるのはなぜ?

育毛サイクル

薄毛の原因を知るためには、育毛サイクル(ヘアサイクル)を理解しておくとスムーズに進みます。

育毛サイクルは、大きく分けて3つあります。

  1. 成長期
  2. 退行期
  3. 休止期

です。

成長期は、髪の毛がしっかりと育ち、強く・太く伸び続ける段階です。正常であれば、4年~6年は成長期のステージにあり、次に退行期へと進みます。退行期は休止期に移行する最中の時期で、毛母細胞の細胞分裂が活発に行われなくなり、やがて活動を停止します。

休止期は髪の毛の成長がストップし、古くなった毛が抜け落ちます。

ヘアサイクルが一周しても、さらに新しい髪が生えてきます。これを一生の内に15~30回ほど繰り返すと言われています。

正常な頭皮環境であれば、4年~6年ほどがひとつのヘアサイクルになりますが、特に成長期が短くなり、髪の毛が十分育つ前に抜けるから、細く・弱くなっていきます。

薄毛を改善するには、成長期の期間を長くしてあげることが鍵になります。ヘアサイクルが短くなる原因をそれぞれ見ていきましょう。

原因①:遺伝。祖父、父がハゲてたら薄くなる?

遺伝。祖父、父がハゲ

薄毛の原因として考えられるひとつは遺伝です。

しかし、薄毛が100%遺伝するかと言われるとそうではなく、単純計算で25%程度と言われています。これは、父方・母方の祖父母が4人おり、4分の1の確率で誰かの影響を受けます。

母方・父方の祖父がどちらかが薄毛であれば、25%となります。どちらとも薄毛であるなら、50%と単純計算では導き出されそうですが、実際のところは30%程度と言われています。

では、遺伝の影響が受けていると何が違うのでしょうか。遺伝で影響が出るのは、男性ホルモンです。5αリダクターゼという酵素が男性ホルモンと結びつき、ジヒドロテストステロンが生まれます。このジヒドロテストステロン(DHT)は、毛髪を作る毛母細胞の働きを低下させる作用があるため、薄毛になります。

薄毛の原因が遺伝かは、5αリダクターゼが活性しているかは、血液検査などで調べてみると良いでしょう。今でこそ、AGA(男性型脱毛症)のクリニックが増えてきており、薄毛の原因が遺伝を起因とするのかがわかります。

しかし、遺伝だけで薄毛になるのではなく、他の要因も関連していると考えておくと良いでしょう。

原因②:生活習慣を見直してみよう!睡眠やストレスは関係ある?

生活習慣

薄毛の原因として、生活環境の変化によるストレスが考えられます。ストレスを感じやすい人は、睡眠の質が落ちたり、眠れなかったり。食事においても乱れたりします。

睡眠の質や時間が短くなることで、睡眠時に分泌する成長ホルモンが不十分になり、髪の毛が育ちにくくなります。

また、食生活の乱れによって栄養のバランスが崩れるだけでなく、脂質や糖質過多になり、頭皮環境が悪化します。

具体的には、頭皮の脂がいつも以上に増えている時は、前日に脂っこい食事をしたことが原因です。頭皮の脂はシャンプーなどで洗い流しますが、必要以上に分泌されると毛穴が脂でふさがってしまい、生える髪も生えてこなくなります。

そのほか、運動不足や肩こり、首のこりというのも考えられます。髪の毛が育ちやすい頭皮環境というのは、きっちりと栄養が行き届いている状態です。

栄養は、血液によって運ばれるため、肩こり、首のこりによって血流が低下します。すると、髪の毛を育つ栄養を十分に摂取しても運ばれる絶対量が少なくなるため、毛髪が育ちません。

生活環境の変化により、薄毛の原因は多々あります。自分を振り返り、薄毛になりそうな原因をひとつずつ解決していきましょう。

原因③:髪を生やすための栄養はどれだけ必要?

髪を増やす栄養

生活習慣の乱れの項目でも軽く触れましたが、髪の毛を生やすために必要な栄養素も知っておきましょう。薄毛の原因として、食生活の乱れだけでなく、髪の毛が育つのに必要な栄養が足りていないということも考えられます。

効率よく育毛していくために、必要な栄養を意識した食事を心がけましょう。ただ、全部食事から摂取しようとするとかなり大変です。そのためサプリメントを併用し、薄毛を改善するのに必要な栄養を身体に入れておくことが大事です。

では、どのような栄養を進んで摂取したいか。まずはたんぱく質です。髪の毛を作るケラチンはたんぱく質です。そして、ケラチンの合成に必要なのが亜鉛です。

そのほか、ビタミンA、ビタミンB群。ビタミンCを始めとする抗酸化物質。先に亜鉛を取り上げましたが、ミネラル分も髪の毛を作るのに必要です。

あと栄養を効率よく届けるためにもカプサイシンなど、ピンポイントでこれを食べたらいい!というのは少なく、複合して摂取すると効果があがります。

髪の毛の栄養に関しては、以下の記事をご覧ください。

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髪栄養

原因④:年齢的な側面は?中高年でもフサフサな人の理由は?

薄毛年齢

薄毛の原因は、年齢的な側面も考えられます。実は年齢によって薄毛の原因は微妙に異なります。

例えば20代なら、育毛サイクルの観点から、まだ十分に生えると考えられます。それなのに薄毛になっている場合は、生活習慣の乱れや栄養の偏った食生活をしているからです。

20代は会社や友人の付き合いも活発で、夜遅くまで遊んでいたり、食にかけられるお金も時間も限られるため、インスタント食品などで済ませてしまう人もいるでしょう。

30代を超えると、仕事上でより多くのプレッシャーやストレスを抱えるようになるため、20代とは微妙に違ってきます。ただ30代になると頭皮の状態も徐々に悪化してきます。髪の毛が育ちにくい環境になってくるため、頭皮ケアも重点的にやっていくと良いでしょう。

40代・50代になると、ジヒドロテストステロン(DHT)の影響が顕著だったり、仕事や生活のストレスだけでなく、肉体的な衰えが原因で回復が遅れます。30代に現れていた症状がより強く出ると考えていくと良いでしょう。

もちろん中高年でもフサフサな人はいます。人知れず頭皮ケアに時間とお金をかけて、努力をしている可能性もありますし、自然と生活習慣が育毛にあった形になっているとも考えられます。もちろん、遺伝的に脱毛ホルモンが弱いというのもありえます。

原因⑤:短期間に多くの髪の毛が抜けてしまったら病気かも

薄毛病気

薄毛の原因として、何かしらの疾患を抱えているという可能性もあります。短期間でかなりの毛が抜けたなら、病気が原因と考えても良いでしょう。

その場合、AGAを始めとする薄毛専門のクリニックに行っても原因究明に対して遠回りになります。その場合は、内科の先生を頼ってください。

病気によって対処が異なりますので、医師の診断をもらい、治療方法を模索してください。

薄毛専門の医師に聞いて作成した力強い髪を作る薄毛改善マニュアル!

医師監修

薄毛の原因がわかってきたら、その原因にあった対策を立てていきましょう。

育毛サイクルから考えても、髪が濃くなってきたと実感するのは時間がかかります。そのため、根気強く行うという考えも大切ですが、習慣化させ、負担なく続けることが薄毛改善には効果的です。

一般的に、髪の毛は1ヶ月に1cm程度伸びると言われています。そう考えると、単純に6cmの長さになるのに半年かかります。その間に、途中で抜けることも考えられるため、1年~2年程度、経過を見る必要があります。

もちろん、薄毛の原因や頭皮環境によって個人差はあります。しかし、薄毛が改善したと思っても、不摂生な生活に逆戻りすると薄毛がまた進行してしまいます。

そのため、薄毛対策の基本を押さえて、習慣化させてしまえば、長続きし、やがて毛量が増えていくヘアサイクルに変わっていくでしょう。

次の4つの薄毛対策を行い、髪が育つヘアサイクルを手に入れてください。

男性の薄毛対策①:頭皮環境を改善!育毛シャンプーや炭酸シャンプー

育毛シャンプー

いきなり発毛剤や育毛剤を使うとなるとコストが大きくなります。まずは、身近なアイテムを変えることで、様子を観ることをおすすめします。

まず、毎日使うシャンプーを育毛や頭皮環境を改善するシャンプーに変えてみましょう。

シャンプーは、基本的には低刺激かつ洗浄成分の弱いアミノ酸シャンプーを選ぶといいです。しかし、ワックスやスプレーなど整髪料を多く使っている場合は、汚れや成分を落とすことも大事なため、洗浄力の強いシャンプーを選ぶのもいいかもしれません。

また、毛穴の脂の汚れをきっちりと落とす炭酸シャンプーや頭皮ケアを中心に設計されたスカルプシャンプーも薄毛対策には有効です。人によっては、炭酸シャンプーの刺激が心地よいと感じる人もおり、自分の嗜好にぴったりなシャンプーを見つけてください。

どのシャンプーにも言えることですが、髪を洗う際、汚れや過剰な皮脂を落とすのはもちろんのこと、シャンプーの成分がきっちりと落ちるように、すすぎも十分に行ってください。

すすぎの時間はシャンプーをした時間の2~3倍くらいかけたほうが良く、2分程度のシャンプーなら4~6分です。シャワーの圧も比較的弱くし、頭皮には優しくお湯をかけてあげると良いでしょう。

余裕があれば、頭皮マッサージなども合わせてケアしてください。

男性の薄毛対策②:髪が作られる栄養をきっちり摂る

薄毛を改善していくためには、髪の毛が育つ栄養を十分に摂ることが必要不可欠です。そして、摂取した栄養を頭皮まで届けるために、血流を促進させる状況を作ることも大事です。

血流を促進させる食べ物として以下が考えられます。

  • レモンや柑橘類、梅干しなどのクエン酸を多く含む食品
  • イワシやサンマなどの青魚に多く含まれる必須脂肪酸のEPA
  • 赤ワインや緑茶、ココアなど、ポリフェノールが豊富な飲み物や食べ物
  • 昆布やわかめなどのぬめり成分であるアルギン酸
  • かぼちゃやニラなど、動脈硬化予防にも繋がるビタミンE
  • 果物やピーマン、ゴーヤなど豊富なビタミンCを持つ食べ物

血液がサラサラになり、血流量を増やせば、栄養は頭皮まで届いていくでしょう。唐辛子に含まれているカプサイシンやシナモンなどのスパイス類は、身体を温めてくれるため、合わせて摂取したい食べ物です。

十分な栄養を摂り、血液をサラサラにする。すると頭皮環境も徐々に良くなってきます。特定のメニューと決めてしまうのもひとつですが、育毛におすすめな食べ物を知っておき、組み合わせることで、栄養価が高く育毛に繋がる食事を心がけましょう。

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男性の薄毛対策③:遺伝の影響を受ける男性ホルモンを制御

男性ホルモン

薄毛の原因のひとつに、男性ホルモンの影響があげられます。男性ホルモンは誰にでもありますが、遺伝により強く出てしまうと、毛母細胞の働きを弱めるジヒドロテストステロン(DHT)を多く生成し、育毛の力が弱くなります。

しかし、男性ホルモンは男性らしさを形成するために重要なホルモンです。変に抑制するとホルモンバランスが崩れ、薄毛が治ったとしても別の副作用が出てしまう可能性も否定できません。

また、男性ホルモン(テストステロン)をジヒドロテストステロン(DHT)に変化させる5αリダクターゼが過剰に出ている場合は、抑制することも大切です。

5αリダクターゼを抑制させたい場合、食事などの生活習慣を変えることが対策になります。食事は、女性ホルモンを優位にする納豆や豆腐などの大豆食品、牡蠣など亜鉛を含む食べ物など、取り入れておくと良いでしょう。

そのほか、サプリメントを活用する、もしくは、ジヒドロテストステロン(DHT)を抑える育毛剤などを使うなど併用していきましょう。

男性の薄毛対策④:髪が喜ぶ十分な睡眠とストレスフリーな生活習慣

睡眠

薄毛対策の中でもお金を多くかけずにできるのが、睡眠時間を多くとることです。髪が育っていくためには、成長ホルモンが分泌される必要があります。睡眠時間、特に22時~深夜2時の間に多くの成長ホルモンが分泌されます。

ストレスもできる限り感じない生活環境にするのもおすすめです。例えば、通勤時間にかなりのストレスを感じるなら、テレワークに移行するか、比較的空いている朝早い時間に出勤するなど、ちょっとした工夫で通勤ストレスが緩和されます。

髪が喜ぶような生活習慣を作り上げることが薄毛改善の第一歩です。

薄毛改善は長期戦略!育毛サイクルから考えると1~3年は必要

育毛サイクル

薄毛の改善は、やり始めたからといってすぐに効果が現れるとは限りません。髪が生え、太く育っていくのにはどうしても時間がかかります。

しかし、頭皮の状態がよくなっているのは、触ってみるとよくわかります。脂症だったところから、皮脂の分泌が抑えられただけでも大きな進歩です。小まめに状態を確認してあげるといいです。

頭皮のちょっとした変化を感じながら、状態が良くなっていることを楽しみましょう。

薄毛改善をやり尽くしたとしても髪が生えない理由?!

髪生えない

薄毛改善は、その人の頭皮の性質と対処方法が合致することが鍵です。そのため、自分の薄毛の原因を根気強く探り、トライアンドエラーを繰り返すことです。しかし、薄毛の原因は複数の要因から成り立ちます。激変とまでいかないにしても、ある程度の改善は見られると思います。

理論上、薄毛の対処ができていたとしても、生えない場合は、別のところに理由があるかもしれません。何かしらの疾患が原因で薄毛になる。薬による副作用で髪が抜けてしまうこともあります。

その場合は、必ず医師の診断をもらうようにお願います。実は大病を患っていたなどあるかもしれません。

どちらにせよ、普段から自分のコンディションをチェックする習慣をつけると変化に気づけます。

男性の薄毛の原因は短期的な育毛サイクルで育つ前に抜けること!原因にあった対策

薄毛対策

男性の薄毛の原因は、育毛サイクル(通常4年~6年)が短くなり、十分に太くなる前に抜けて、地肌が目立つようになったことです。

生活環境の変化や食生活の変化で、髪が育つのに十分な栄養が確保されていない、血流の乱れ、遺伝による毛母細胞の働きが弱くなるなど、考えられる要因はいくつかあります。

薄毛の原因は遺伝がほとんどと思われがちですが、30%程度にとどまり、そのほか頭皮環境の悪化や栄養の偏りなど、複合的な要因から薄毛になると思っていたほうがいいです。

髪が育っていく環境や状況が整っても一向に改善が見られない場合は、病気を疑ったほうがいいかもしれません。病気が原因で、短期的に、部分的に集中して抜けてしまうケースもあります。その場合は、内科の医師を頼り、診断をもらってください。

薄毛は原因に合った対策を行うことで、改善されていきます。髪がフサフサになるまでは時間がかかるため、自分の中でできることを少しずつ増やし、長期的な戦略で、育毛習慣を作り上げましょう。

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