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AGAとは?原因は?
2024.05.04
AGAとは
AGAとは、AndrogeneticAlopeciaの略で、男性ホルモン型脱毛症(男性型脱毛症)のことです。
男性型脱毛症とは、成人男性特有の進行性の脱毛症で、生え際や頭頂部の毛髪が薄くなったりするのが特徴で、遺伝や男性ホルモンの影響が主な原因だと言われています。
特に20代以降の男性に多く見られ、日本人男性の3人に1人がAGAだと言われています。AGAは治療せずに放置すると進行していきますので、早めの治療が大切です。
原因は?
AGAの主な原因は、遺伝的要因、男性ホルモンの影響、生活環境の乱れ、などが挙げられます。
- 遺伝的要因
- 親や祖父、兄弟などの家族内でAGAが見られると、将来的にAGAになるリスクが高くなります。ご家族に若い時期から薄毛や脱毛の症状が出ている人がいないか確認してみましょう。
- 男性ホルモンの影響
- 毛髪は「伸びる(成長期)・抜ける(退行期)・生える(休止期)」のサイクルを繰り返しています。
- このとき、男性ホルモンの影響によって成長期が短縮されサイクルが乱れることがあります。
- その原因となっているのが悪玉男性ホルモンのDHT(ジヒドロテストステロン)です。AGA治療においてはこのDHTの活動を抑制するための専門治療を行うのが有効とされています。
- ちなみにDHTは、男性ホルモンであるテストステロンが「5α還元酵素」(5αリダクターゼ)と呼ばれる酵素によって変換され生まれます。(この酵素は男性の前頭部、口ひげ周囲、脇周囲に存在しています)
- 生活環境の乱れ
- 例えばストレス、喫煙、不健康な食事、睡眠不足などは、AGAの進行を加速させる可能性があります。オーバーワークや暴飲暴食に心当たりのある方は、可能な範囲で生活習慣の見直しを行なってみましょう。